無名舎 共生学館

<国語・英語>

 現代文の読み取り、小論文に向かう準備すべての科目に通用できる勉強をみな、一生懸命やっています。

<数学>

 数学を学ぶこと、それは生きるためです。

 数学の授業で得られる知識のほとんどは、理系を志す生徒のためのものです。ではなぜ、みんな数学を学ぶ必要があるのでしょうか。「受験のため必要だから。」動機としては、それでも十分です。志望校に合格するには、またはライバルに勝つにはあと何点必要で、そのためには限られた時間の中でいつ、何をどれくらいやるのか考える必要があります。大人たちも同じことをしています。ノルマを達成するには、今、何を、どこまでやるべきか。全ては計算で生き抜いているのです。だからこそ、中高生時代にやるべきことは、生きるために数学をまなぶことなのです。

私たちの塾では、中学生(1クラス10人)・高校生(1クラス5人)の少人数クラスで一人ひとりにていねいに関わります。

 


   みなさんは一回一回の授業を大切にし集中して取り組むことと継続して取り組むことの双方の力を身につけてください。

   要は、人間としての能力を全体的な発達の中に学力を位置づける方法の模索にあります。

  3年間を通して、皆さんと共にその作業を進めて行きます。


 中学生(1クラス10人)・高校生(1クラス5人)の一人ひとりの学力形成に深く関わります。

▶各学年とも少人数クラスです。生徒同士も講師も学びあうクラスの価値を大切にします。

▶生徒やご家庭とコミュニケーションをとり、深く各自の学習に関わります。

 大きな理解のなかで細部を深めるクラス編成です。

▶中学生は、国語・英語クラス、理科・数学クラス、社会クラスの3クラスです。全クラス受講を勧めますが、選    択もできます。高校生は、選択制です。いずれも持ち上がりの講師が担当します。

▶国・英は、言語を学ぶ共通の枠組みを知ることと、国語と外国語の相違を照らすことが習得への一助となります。理・数では、具体的に考える理科と、抽象的に考える数学を合わせて学ぶことで双方の理解を深めます。社会は、中2生と中3生対象のクラスです。 

 基礎的な力(学校の授業がわかる力)から進んで、問題の把握・整理ができ、問われていることを答えとして表現できる力をめざします。

▶教科書(テキスト)と補助問題集を使います。テキスト内容の理解がまず必要です。読みとり方を身につけ、それに基づいて問題を解くことで、「わかった」という瞬間がやってきます。それを一緒にめざしましょう。

▶そのうえで、たくさんの情報把握と記述の両面が問われる新しい入試スタイル(高校・大学とも)に備えます。正解をさがしを一歩こえる思考の力を磨きましょう。 

 学習のしかた(準備と振りかえり)が身につくことをめざします。

▶従来おこなってきた定期試験前の「自習会」に加え、今年度よりその「振りかえり会」と中3生フクト実力テストの「振りかえり会」を始めていきます。

▶私たちが大切にしていることは、人間としての能力の全体的な発達の中に学力を位置づける方法の模索にあります。

募集要綱

 教科を選択して受講できます。

※今年度は、授業料を改定しています。

中1,中2生 科目 月額料金(税込)

国語・英語

6,000円

理科・数学 6,000円
社会 (中2生のみ)

3,500円

  中3生  科目 月額料金(税込)

国語・英語

6,500円

理科・数学 6,500円
   社会    

4,000円

 

 

 

高校生

 

 

 

科目

月額料金(税込)

基礎国英

12,100円
進展国語 12,100円

進展英語

12,100円

共通テスト理数

12,100円

物理基礎・数ⅠA

12,100円
化学基礎・数ⅡB 12,100円
物理・数Ⅲ

12,100円

 

※兄弟姉妹が一緒に通う場合、弟と妹の受講料は半額でお受けします。 

※実費としていただくもの・・・補助問題集


時間割

中学生

学年 時間   金曜の時間
中1

19:15

~21:30

理・数       国・英    

中2

19:15

~21:30

国・英  理・数   

 

 社会

19:15

~20:15

中3

9:15

~21:30 

   国・英 理・数    社会

20:30

~21:30

高校生

科目 時間 時間 土 
国・英

19:30

~21:30

   

 

基礎国英 

 

   

進展英語 

15:00

~17:00 

進展国語 

理・数 

  19:30

~21:30

 

共通テスト 理数  

物理・数Ⅲ 

物理基礎

数ⅠA

 

17:10

~19:10 

化学基礎

数ⅡB

各教科の授業方針

<中学生>

国 語

 国語学習とは読解力をみがくこと。物語・随筆・評論・詩歌・古漢文の文章から、幅広いことばの意味を理解し、文章における論理や心情をつかみます 

英 語

 本質は国語学習と同じですが、まず多くの英単語・語法を覚えねばなりません。覚えるプロセスを学びます。そして英語は語の並びが日本語と異なる、その習得に努めます。 

数 学

 算数は、算術を学び、数学は理論を学んでいきます。ここでは、試験のためだけでなく、学んだ知識を部活や家事など生活のあらゆる場面で活かす力を養います。

理 科

 理科の勉強では、身近に起こる色々な事について「なぜ?」と思う事を大事にします。これまで謎だった出来事にも何らかの規則性があり、それを知ることに意味があるのです。それは身のまわりの様々な危険から自分を守る力を身につける事にもなります。

社 会

 社会科は、社会生活で生きていく上で必要な社会認識と判断力を養う教科です。社会に対する興味や関心を誘い、生きる上で必要な知識やスキルを共に学びます。中3生は、11月~1月の期間受験対策等で補講を予定しています。

中学3年生

▶定期的に「フクト実力テスト会」を実施します今年度より実施日に「振りかえり会」をおこない、現在の学力と復習ポイントを把握する一助とします。

▶夏・冬休みに、教科によって、総復習の補講を行います。11月から入試過去問題に取り組みます。

 ▶冬休み期間中に、面接試験に向けての講習会を開催します。 

定期試験への向かい方

▶中間・期末試験前は、学校ごとの試験範囲の復習と、試験問題形式の練習を行います。

▶試験前に「自習会」を、試験後に「振りかえり会」を開催します。準備と振りかえりの両面から、年4回の定期試験の節目を生かしましょう。 

<高校生>

基礎国英

 高校1~2年生が対象です。国語は現代文を中心に問題文の論理(展開)と主旨をつかむ演習を、英語は短英文での論理と主旨をつかむ演習と語法の反復学習をおこないます。 

進展国語

 高校2~3年が対象です。共通テストレベルの問題文および難易度順に各大学入試問題文の読解演習に取り組みます。記述の学習をふんだんに行います。 

進展英語

 進展国語と同様の取り組みです。長英文を読みとるために何がわかると良いか、それがつかめるところまで学習を積み上げます。

数 学

 高校数学は、中学数学と比べると覚えなければならない公式や定理がずいぶん多くなります。それでも、基本は中学数学に詰まっています。「なぜ」と考えることを大切にして、中学数学から少し思考を発展させることで理解できます。一緒に高校数学を攻略しましょう。

 

理 科

 化学基礎・生物基礎は、共通テストの対策講座です。基礎的な知識の理解に加え、資料が示す事柄を読み解く力の習得を目指します。

 物理・化学は理系を志すなら必修の科目です。基礎からしっかりと学び、演習を通して理解を深め、将来の専門知識の習得に備えます。

 


 

    

宝 石 を み が く

次の脚本は井上ひさしの戯曲「人間合格」の一部です。修治は津島修治、つまり小説「人間失格」を書いた作家・太宰治のことです。

山田 津島はここの河北新報へ調べものがあると言っていたね。何の調べものだい。

修治 魯迅ですよ。(略)そう、八年前になくなった文学者、彼は清国からの留学生として、仙台の学校で勉強していたことがあるんだ。(略)

修治 ところで魯迅は、この仙台で医学を捨て、改めて文学を志した。そこんところに興味がある。明日から河北新報の、古い綴り込みを読もうと思っているんだ。魯迅のいたころの仙台を知りたい。(略)

修治 仙台で魯迅に解剖学を教えた先生に、藤野藤十郎という人がいる。(略)この藤野先生が、ある日、魯迅に講義ノートの提出を求める。で、返ってきたノートを見ると、びっしりと赤インクで添削してあった。魯迅の書き落とした個所がきちんと補ってある。文法の誤りも一々訂正してある。しかもこの添削は学年の終りまでつづけられた。(略)

修治 藤野先生の親切を魯迅以外に知る人はいない。つまりこの世の中には、だれも見てはいないけれど、宝石よりもっと貴い出来事がたくさんおこっていると、魯迅は思ったのじゃないか。文学者になってそういう出来事を見つけ、それを文章にしようと思った。

修治 (略)たとえば、ここに凶悪犯がいて、吹雪の晩、森へ逃げ込んだ。と木こりの小屋の灯りが見える。たべものを奪ってやろ、ストーブであったまってやろ、そう思って窓から中を覗き込む。すると木こりの夫婦と小さな女の子がつつましくも幸せな晩ご飯の最中だ。凶悪犯の心の中に、ふっと「邪魔しちゃわるい」という思いがわく、彼はそっと窓から離れ…、あくる朝、森の奥で凍死体となっていた。この凶悪犯の心の内をだれも知らない。しかしそれを発見して、人間にも見どころがありますよ、と絶望している人たちにそっと示す、文学の仕事とはそういう小さな宝石さがしだと、魯迅はこの仙台で考えた。たぶん、そういうことなんじゃないかな。

 

 文学の仕事をそういう小さな宝石さがしとすれば、教育の仕事は、その小さな宝石みがき、つまり、自分の宝石は結局自分でみがくしかないことに、生徒たちが早く気づき、その力をつけていく過程に不退転にかかわることです。その小さな宝石は、生徒のだれの心にもあると私たちは信じています。

2024年春進学実績

大学       崇城大学

 

高校       佐賀女子高等学校

         誠修高等学校

         山門高等学校

 

 2023年春進学実績

大学       日本女子大学

         福岡県立大学

 

高校       祐誠高校

         クラーク記念国際学校

         伝習館

       

2022年春進学実績 

大学                        西南学院大学

 

高校                        誠修高等学校

                               杉森高等学校

 

2021年春進学実績

大学       熊本大学

 

高校       有明高専

         三池工業

         大牟田高校

2020年春進学実績

大学       九州大学

         北九州市立大学 

               

高校       有明高専           

         伝習館高校    

         八女工業高校 

         祐誠高校  

                                クラーク記念国際高校

         福岡高等学園

               

2019年春進学実績

        

大学           広島大学

           大分大学 

               山口大学

 

高校                                八女工業           

           三池工業    

           大川樟風高校 

           久留米学園  

                                        杉森高校 

※昨年度の中学3年生の中には偏差値が8上がった生徒もいました。